㈱ローレライは、ドイツ産のりんごから作ったスパークリングワインを輸入、販売している。
日本国内ではシードル、ドイツでは「Apfelwein(アプフェルヴァイン)」と呼ばれるこのお酒は、本国では古くから親しまれてきたという。
同社が扱うのはドイツの大手メーカーが製造する「BEMBELL WITH CARE(ベンベルウィズケア)」。
今回は、日本市場でのシードルの販売に一早く着手した同社代表取締役社長の沈 子文氏に話を聞いた。
同社が現在取り扱う商品は、無添加スパークリングアップルワインのほか、ゴールド、チェリーミックスなど合計6種類。商品の特徴について沈社長は 「近代的なパッケージデザインと味わいが融合した商品となっています。
甘味と酸味のバランスが程よく、またワインに比べてアルコール度数が低いので女性にも人気です。人工甘味料などを一切使わずに製造されており、ヴィーガン仕様、グルテンフリーなので健康志向の方にもお楽しみいただけます」と話した。
同社は健康に気を遣う消費者が多いという日本市場の特性に着目し、百貨店でのポップアップストアなどリアル店舗での商品PRにも力を入れている。
また、同社ECサイトではギフトセットを販売。現在は法人向けの贈答品としての売上が大半を占めているが、今後は一般消費者向けに、ギフトにも好適な小容量での販売を計画している。
第35回GDSクラフトドリンク&リカー展に出展する同社は、前述にて紹介したシードルを中心に展示予定。沈氏は「コロナ禍が終わり、これからのアルコール市場に期待しています。
まずは、多くの方にシードルをご試飲いただき、製品の良さを知っていただきたいです。」と話した。